龍泉院参禅会発足50周年の記念行事の第一弾として、10月2日(日)午前10時から第5回在家得度式が行われました。

 

                                                    開会式

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IMG 7608JPG 110時から法弟が本堂に入場し、殿鍾三会が打たれる中、戒師を務められる椎名老師一行が入堂しました。
上香普同三拝の後、全員で『般若心経』一巻をお唱えし、維那を務める杉浦さんが在家得度式開会の回向文を読み上げられました。続いて戒師様から第5回在家得度式開催にあたって、次のようなご挨拶がありました。
本日はおめでとうございます。第5回在家得度式は龍泉院参禅会発足50周年記念行事の第一弾です。50年前にここで細々と参禅会を始め、昨年が50周年でしたが、コロナ禍で一年先延ばしになりました。
これまでに50名の方が得度を受けておられますが、今回、あらたに11名の方が得度を受けられ、再得度者は10名です。大本山のお授戒では、毎年参加してお血脈を頂く人もいます。行事を行うには、いろいろの方にお骨折りをお掛けしていますので、皆様には宗教的な感激を懐いていただき、今後の生活を素晴らしいものにしていただきたいと思います。
以上がご老師のご挨拶でした。

IMG 7657JPG 1続いて法弟代表として齋藤正好さんから次のようなご挨拶がありました。
50年という歳月は並大抵のものではありません。50年前の私は17歳の高校生でした。この若者が白髪頭になるほどの長き日々にわたって、ずっと参禅会をご指導されてこられたご老師のご尽力には、本当に頭が下がる思いです。
新得度者としては、小畑代表幹事をはじめ諸先輩のお導きを忘れることができません。さらに、50年前の高間代表幹事様など、お名前も知らない方々のご精進により、本日の50周年行事を迎えることができたと思います。これからは私達が次の50年の礎となって、「自未得度先度他」の教えを忘れずに、精進して行かなければならないと思います。
以上が齋藤正好さんのご挨拶でした。