IMG 3597JPG 16月2日(日)に一日接心が行われました。参加者は明石方丈様と参禅会員12名の計13名でした。
当日は、朝から不安定な天気でありましたが、何とか持ちこたえている状況です。

8時に参加者全員が集合し、今年も昨年度同様、坐禅は全部で四炷、四炷目の前には行茶も行います。

接心中の講義は、明石方丈様が自らの半生を語っていただけるとのことです。

また例年二回に分けていた読んでいた『普勧坐禅儀』を、四炷目の時に全部を通して読むこととなりました。


8時20分、明石方丈様の「これより一日接心を開始する」との宣言で、一炷目の坐禅が開始となりました。その後、経行、二炷目の坐禅へと粛々と進みます。
二炷の坐禅終了後、明石方丈様からの講義へと移り、前半の講義では、明石方丈様の生い立ちから自衛隊入隊までのお話がありした。
前半の講義終了後、本堂前で集合写真の撮影を経て、仕出し弁当による中食となります。


IMG 3604JPG 1中食後12時40分からは第三炷目の坐禅となり、その後は再び明石方丈様による講義となります。

後半の講義は、自衛隊を除隊後、僧侶を志し、智源寺へ入門した後の修業時代を中心にお話をしていただきました。
講義終了後は坐禅堂へ移動して行茶、そして第四炷目の坐禅へと進んでいきます。行茶のお菓子は、小畑節朗氏からの添菜とのこと、感謝していただきました。

第四炷中には『普勧坐禅儀』を全員で、全編通して読誦いたしました。


第四炷も終了し、大悲殿にて茶話会となります。参加された皆様の御感想としては、明石方丈様の講義に感銘を受けたという声が一番多く聞かれました。また、二炷目の坐禅が40分となっているため、長く感じたとの感想もありました。小畑節朗氏によると、かつての一夜接心時代、早朝の二炷目に行茶を行っていたことから、行茶の後の坐禅は長めに設定していたことの名残であるとのことでした。
一日接心の間は何とか持ちこたえていた天気でしたが、終了後の帰宅時には、土砂降りとなりました。これは参加された皆様の気持ちが、天気を持ちこたえさせていたのかもしれません。