令和5年2月15日(水)午後2時から涅槃会が龍泉院本堂で行われました。明石方丈様が導師を務められ、送迎は佐藤さん、侍者は松井さん、侍香は山桐さんが務められました。
七下鐘が打たれ、導師一行が入堂しました。本堂には正徳5年(1715)に浅草の佛絵師市郎兵衛が制作し、当時の領主であった本多氏より寄進された「佛涅槃図」が掛けられていました。
法要が終わり、明石方丈様から「初心について」のご法話がありました。
小畑代表がご用意くださったお供物をいただき、時間のある人は雲堂で報恩の坐禅を一炷行いました。
また、法要の後に杉浦様から、龍泉院の裏山の竹で創作された「難逃之卯(なんのがれのう)」をいただきました。これは龍泉院の初不動(1月28日)際、参拝者に記念品としてお配りされたものです。
竹ひごをはじくと今年の干支の兎が飛び上がって、難を逃れるという仕組みです。可愛い兎が飛び上がる様子が何とも愛くるしいので、つい何度もパチンパチンと竹ひごをはじいてしまいます。
コロナ禍が一刻も早く退散することを祈願した縁起ものですが、これをなんと80個も制作されたそうです。まさに自未得度先度他の菩提心をおこされている杉浦さんならではの菩薩行だと思います。我家では有難くいただいて、リビングにお祀りしていますが、杉浦さんに感謝!感謝!です。