令和4年12月4日(日)午前9時から、第40回成道会が行われました。
明けの明星が光るの見てお悟を開かれたお釈迦さまに感謝する坐禅を二炷行ってから、本堂に戻り、明石方丈様を導師として成道会の法要が行われました。
法要の後、椎名東堂老師との一問一答の問答が交わされました。次いで明石方丈様から「生はひと時のありよう」というテーマで、次のようなご法話がありました。
『生き物が老いるということ』(稲垣栄洋著 中公新書ラクレ)によると、私達人間は死んだ細胞と生きた細胞とからできており、生命の営みとは、死んでいるのも生きているのも同じであること。道元禅師の「生死」の巻から、「不生」「不滅」のお話があり、ありのままの姿を受け入れることが「不生」であり、「不滅」であるとのお話がありました。
なお成道会の参加者は15名でした。