令和4年12月11日(日)午後1時から歳末助け合い托鉢を行いました。午前中は温かかったのですが、托鉢が始まるころから曇って来て、陽がささず段々と寒さがつのってきました。
12時半に長全寺さんに集合、今年の托鉢には東堂老師と明石方丈さんを含めて10名が参加しました。長全寺の本堂前で『般若心経』一巻を全員でお唱えした後、歳末助け合い托鉢と書かれた旗を先頭に、柏駅に向いました。柏駅東口に到着後、浄財箱を首から吊るし、二列に分かれて並び、募金を呼び掛けました。

小畑代表と河本さんのお二人が募金に駆けつけてくださいました。東堂老師や明石方丈さんをはじめ、托鉢に立っている全員の浄財箱に、浄財を喜捨してくださいました。有難いことです。小畑代表は眼の手術を受けて療養中でしたが、ようやく快復されたので、寒い中を托鉢に駆けつけてくださったのです。
小畑代表と河本さんが帰られた後に、巡査が「道路使用許可書」を携帯しているかと問い合わさせに来ました。これまでの年末助け合いの托鉢では、一度も警察の職務質問を受けたことがなかったのですが、宗教団体の勧募に世間の眼が厳しくなってきた為なのかとも思いました。
コロナ禍ですので、大きな声での募金の呼びかけは控え、小声で呼び掛けたり、静かにお経を唱えながら、通行する人を見送っていました。ほとんどの人は目の前を通り過ぎてゆくだけですが、時たまご老師や明石方丈様のところに喜捨される方がいらっしゃいました。
寒空での二時間の托鉢が終わり、集まった浄財金の集計を兼ねて、近くのファミレスで疲れを癒し、温かいトマトラーメンを頂きました。お疲れさん会には東堂老師と小畑代表から多額の添菜を頂きました。有難うございます。集まった浄財は合計58,443円となり、全額を朝日新聞厚生文化事業団に寄付させていただきました。(なお、今年の托鉢参加者は、東堂老師、明石方丈、杉浦、松井、小畑(二)、小畑(学)、岡本、吉澤、中原、五十嵐の各氏でした)。