
新緑映える連休中の五月、近隣各地区の寺社及び祠をめぐる『東葛印旛大師巡拝(送り大師)』の行事が、1日から5日間にわたって行われました。龍泉院への到着は4日午前中で、予定時刻より40分ほど遅れた11時30分頃、結願区(平塚)住職延命寺様はじめ、各札所の方丈様方、白衣を着用した多くの参加者とともに『お大師様』が山門をくぐられました。

当山は三十三番目の札所になります。山門脇にあるお大師様の祠と本堂、並びに物故者の祭壇前で、それぞれ般若心経一巻をお唱えしていただきました。

お大師様の巡拝を見送った後、午後からは、地元観光社さんが企画・手配したツアーの参加者11名に対し、坐禅体験の説明・指導を行いました。このツアーは、午前中は送り大師の巡拝を体験し、午後からはお寺で短い昼食をとってからの坐禅ということで、結構ハードな内容のため、参加者の体調について一抹の不安がよぎりましたが、それも杞憂に終わり、皆さん疲労の様子を浮かべることもなく、作法通りの手順で足を組み、己と向き合う静寂のひと時を過ごされました。今回の坐禅は、限られた時間内での慌ただしいものではありましたが、普段できないことを体験することができたということで、皆さん満足した様子でした。
坐禅後は、ツアー参加者は、住職及び手伝っていただいた参禅会員に見送られ、次の目的地へとお寺を後にされました。


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